紀の川柿

和歌山県でも、ごく限られた地域でしか栽培していない「紀の川柿」。

特徴・味

本来は収穫してから渋ぬきする平たねなし柿を、樹に成っている状態で一つ一つ袋がけし、中に固形アルコールを入れるという特別な方法で、自然にゆっくりと時間をかけて脱渋を行った状態です。人の手で丹念に育てられた珍しい柿です。平たねなし柿とは栽培方法・見た目や味が違う為、こう呼ばれています。

木の上で長い間熟させる完熟柿で、樹になったままの状態で渋抜きができるので、より甘みが強く、固めのシャリシャリとした食感が楽しめます。果皮は紅色が濃く、果肉はまるで黒砂糖をふったような色合いです。