次郎柿

1844年頃（江戸時代）、静岡県周智那原産。

この地の森町に住む松本次郎吉氏が、太田川の堤防が決壊した時に川を流れる柿の木を拾って植えたのが始まりと伝えられています。

特徴・味

背が低く四角張った形で、縦に走った４本の溝が特徴的な完全甘柿です。全国生産量では「富有柿」に及びませんが、富有柿と肩を並べる代表品種。大きさは250～300g程度あります。

富有柿はネットリとした食感であるのに対し、次郎柿の肉質は硬めでカリカリしていて、種もほとんど入っておらず食べやすく心地よい歯ざわりを楽しむことができます。