陸奥（むつ）

青森県りんご試験場で1930（昭和5）年、ゴールデンデリシャスに印度を交配。 「むつ」と命名して1948（昭和23）年に園芸学会で発表し登録の手続きをとり、翌年の農産種苗法による第一号として名称登録。 イギリス品評会でKing of applesと呼ばれ、Crispinの別名がつけられています。

本来は、黄緑色の品種です。イギリスでは黄緑色ものをそのまま利用するそうですが、日本は芸が細かく、果実の生育のさせ方によって、「むつ」、「サンむつ」、「シルバーむつ」のような、色の違う果実が生産されています。

特徴・味

果重420g～450gで、ときには1kgを越すものあり、果汁が多く穏やかなよい香がするおいしいりんごで病気に強く保存がきく品種です。