マスカット・オブ・アレキサンドリア

原産は北アフリカで、エジプトの首都アレキサンドリアを中心に、紀元前から栽培されていました。誕生から2000年以上にもわたって世界的に栽培されてきました。

あの王妃クレオパトラも、こよなく好んだ果物と言われています。巨峰が｢ブドウの王様｣なら、こちらは｢果物の女王様｣と呼ばれています。日本には、明治時代に始めに導入され、現在では岡山県を中心に栽培されています。

特徴・味

果皮は透明度のある美しい黄緑色で、マスカット特有の強い芳香を持っています。甘みは強く、酸味は少なく、果肉はしまっていて、コクのある気品の高い味わいが楽しめます。また、果皮もうすいため皮ごと食べることも可能です。