紫苑（しえん）

「紅三尺（べにさんしゃく）」と「赤嶺（せきれい）」の交配。岡山で出荷される秋・冬のぶどうの品種です。ほとんどといっていいほど、市場には出回りません。

紫苑とは、キク科の多年草である紫苑の花の色からついた色名である紫苑色に似ていることから、葡萄の品種名となりました。

特徴・味

紫紅～紫黒色の大粒大房種。一房600g～700gの大粒大房種。形は楕円形をしていて、美しいワインレッドの粒で種がほとんどないのが特徴。
日本人好みの味であり、果皮が強い。糖度は高く、甘みの強い果汁が豊富なぶどうです。